唐津くんち4番曳山:源義経の兜 [祭り]
からつ曳山展示場にて撮影。4番曳山源義経の兜:呉服町、天保15年(1844)制作。
お祭りとは関係ない時期に行ったので展示場で展示してある曳山を撮影しただけ。宵山を見に行きたいものです。
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唐津くんちの3日間- 11月2日 宵曳山(よいやま)
- 午後7時30分、火矢を合図に、たくさんの提灯で飾られた1番曳山「赤獅子」が市中心部の大手口を出発。曳山が各町内で巡行に加わって行く。笛・鉦・太鼓で奏でる曳山囃子(やまばやし)に乗せ、法被姿の若者たちが「エンヤー、エンヤー」「ヨイサー、ヨイサー」の掛け声を夜の町に響かせて行く。宵曳山が現在の形になったのは1966年(昭和41年)以降で、それ以前は前夜祭として各町内がもっと遅い時間帯(深夜帯)にバラバラに曳いていた。
- 11月3日 御旅所神幸(おたびしょ・しんこう)
- 祭りのクライマックス曳き込み・曳き出しが行われる。午前9時半、御神輿がお旅所へと向かうのを曳山が先導・護衛しながら市内を巡行する。午後12時に現在の御旅所がある砂地のグランドに1番曳山「赤獅子」を先頭に所定の位置に次々と曳き込まれる。見どころは、重さが2トン以上もある曳山の車輪が砂地にめり込むのをものともせず、所定の位置まで一生懸命に曳き込んでいく勇壮さである。なおこの日は神事の為、赤獅子は頭の上に御幣を掲げ神幸路を清めながら進む。
- 11月4日 町廻り(まちまわり)
- 祭りの最終日。前日の御旅所神幸を終え各町内に持ち帰られた曳山が再び唐津神社前に集合。午前10時30分、花火を合図に1番曳山から順番に出発。2日の宵山と同じ市内東廻りのコースをゆっくりと進み、午後12時頃にJR唐津駅前に並べられる。午後3時に同駅前通りを出発して市内西廻りのコースを巡行し、最後に曳山展示場内に曳山が納められ唐津くんちの幕が閉じる。ここでは、感極まって涙ぐむ若者の姿が数多く見受けられ早くも来年のくんちに思いを馳せる。
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唐津くんち3番曳山:亀と浦島太郎 [祭り]
からつ曳山展示場にて撮影。3番曳山亀と浦島太郎:材木町、天保12年(1841)制作。
お祭りとは関係ない時期に行ったので展示場で展示してある曳山を撮影しただけ。宵山を見に行きたいものです。
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祭りの公式行事
唐津くんち2番曳山:青獅子 [祭り]
からつ曳山展示場にて撮影。2番曳山青獅子:中町、文政7年(1824)制作。
お祭りとは関係ない時期に行ったので展示場で展示してある曳山を撮影しただけ。宵山を見に行きたいものです。
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- 唐津神社の神職を務める戸川家の口碑によると、神輿の御神幸は寛文年間(1661年-1672年)に始まったとされる。今日の神幸行列のように曳山がこの祭りに登場するのは、一番曳山(いちばんやま)の「赤獅子(あかじし)」が文政2年(1819年)に奉納されてからのことである。以後、曳山は明治9年(1876年)までに15台が製作されているが、うち1台は消失し、今日奉納されているのは14台である。消失した曳山は紺屋町が製作した『黒獅子』で、明治22年(1889年)が最後の巡行となった。この原因には諸説あり、宵宮に提灯の火がつき消火のために堀に落としたところ、損傷が激しいために廃棄したという説もある。しかし、その時代に現在のような宵曳山行事はなく、真相ははっきりしない。
- 本来の「くんち」は、唐津神社の縁起にあわせて旧暦9月29日の本祭(現在の本殿祭と神幸祭(御旅所神幸)とからなる)を中心として営まれていたが、暦制の変更に対応して、大正2年(1913年)には本祭が新暦10月29日に、町廻りが翌30日に変更された。10月28日に行われていた「前夜祭」(のちに「宵曳山」に名称変更)が正式行事に加わったのは昭和37年(1962年)からである。
- さらに、週休制の浸透や外来の観光客の招致といった理由によって、昭和43年(1968年)には、本祭のうち本殿祭のみを10月29日に残して、神幸祭(御旅所神幸)は祝日である11月3日に変更された。この変更にともない宵曳山も11月2日に、町廻りも同4日に変更されており、一般には、曳山の巡行をともなうこの11月2日からの3日間が「唐津くんち」と呼ばれるようになっている。
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唐津くんち1番曳山:赤獅子 [祭り]
からつ曳山展示場にて撮影。1番曳山赤獅子:刀町、文政2年(1819)制作。
お祭りとは関係ない時期に行ったので展示場で展示してある曳山を撮影しただけ。宵山を見に行きたいものです。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によりますと、漆の一閑張りと呼ばれる技法で製作された巨大な曳山(ひきやま)が、笛・太鼓・鉦(かね)の囃子にあわせた曳子(ひきこ)たちの「エンヤ、エンヤ」「ヨイサ、ヨイサ」の掛け声とともに、唐津市内の旧城下町を練り歩く。
祭り期間中の人出は延べ50万人を超える(唐津市の統計による)。昭和33年(1958年)に曳山14台が佐賀県の重要有形民俗文化財に、さらに昭和55年(1980年)には「唐津くんちの曳山行事」が国の重要無形民俗文化財に指定された。世界的にも類を見ない豪華な漆の工芸品の曳山は、現代の制作費に換算すると1~2億円に上るといわれ、九州はおろか世界でも大きな注目を集めている。
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