明治村:東京駅警備巡査派出所 [風景・建物]
明治村にて東京駅警備巡査派出所を撮影。
別角度からもう一枚。
東京駅警備巡査派出所は東京駅丸の内側の駅前広場に建てられた交番です。
中央停車場としての東京駅が竣工した大正3年に建設されました。
東京駅の設計者は日本建築界の第一人者であった辰野金吾である。東京駅は第2次大戦の際に被災し、当初の駅舎の壮大華麗な姿は若干失われたが、この警備巡査派出所の姿にその面影を見ることができるそうである。レンガ、白い帯、玄関上のアーチ型の庇、ドーム状の屋根などは東京駅駅舎のデザインを写したものだそうです。
首都の表玄関であった東京駅は、天皇の地方巡幸や皇居を訪れる外国使節などの往来が多かったことから、この派出所には常時12人もの巡査が詰めていたことがあるそうである。
明治村:金沢監獄 [風景・建物]
明治村にて金沢監獄中央看守所を撮影。
こちらは正門。
金沢監獄は明治5年に制定された『監獄則並図式』に沿って造られた監獄だそうです。八角形の看守所を中心に5つの監房棟が放射状に並ぶ洋式の配置の建物。明治村には要であった中央看守所と独居房として使用されていた監房の一部分が移築されている。
監視室からは各監房棟の中廊下が一望に見渡せ、外部については看守所上部の見張り櫓から監獄全域の状況を把握できるため、管理上非常に有効であったようです。
- ショップ: ぐるぐる王国 楽天市場店
- 価格: 1,500 円
明治村:大明寺聖パウロ教会堂 [風景・建物]
明治村にて大明寺聖パウロ教会堂を撮影。外観(上)と内観(下)。
大明寺聖パウロ教会堂は明治6年に日本でキリスト教が許されてから最も早くに建設された教会堂の一つだそうです。フランス人宣教師ブレル神父の指導の下、大浦天主堂建設に携わった地元大工の大渡伊勢吉によって建設されました。正面の鐘楼と入口土間は、昭和20年代に信者の浄財を元に増築されたそうです。
外観は農家風ですが内部は後期ゴシック様式で、身廊と側廊をもつ三廊式である。身廊の天井は後期ゴシックの教会堂の交差リブボールと天井を模して漆喰塗で作られており、『こうもり天井』と呼ばれる。右側廊正面には「ルルドの洞窟」が造られている。
明治村:内閣文庫 [風景・建物]
明治村にて内閣文庫を撮影。
東京都千代田区にあった内閣文庫の建物は、明治政府が中央図書館として建てた内閣文庫庁舎の主屋部分です。江戸幕府から引き継いだ古文書に加え、各地の古文書や海外の書籍が買い足され、蔵書の内容は充実していたそうです。昭和46年に国立公文書館が建設されるまで、古文書研究家に広く利用されていました。
この内閣文庫の設計者は後に国会議事堂の建設を指揮することになる大熊喜邦です。石とレンガで造られたルネッサンス様式であり、4本の円柱と2本の角柱が巨大なペディメントを受けている正面は、古代ギリシャ・ローマの神殿建築を髣髴させる。かつてはこの事務棟の背後にレンガ造りの書庫棟が建っていたそうである。
ライトアップされた内閣文庫。
これを撮影したあとは花火。
アラード [薔薇]
アメデフィ リヴェール [薔薇]
アパート [薔薇]
秋にはローズヒップをたくさん付けて楽しむことができる。