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イスラエル旅行:万国民の教会2 [海外]

万国民の教会の壁のモザイクを撮影。
明るい外装に較べ、内部は暗い。別名”苦悶の教会”と呼ばれるが、内部の雰囲気は”苦悶”を連想させる。
 
 木曜日の夜、イエスと弟子達は、慣例に従ってエルサレム城内のある一室で、過越しの祭りの食事(いわゆる最後の晩餐)を済ませ、ベタニヤ村に帰ろうとしていました。
この行動は極秘でした。
もし食事の場所と、ベタニヤ村からのルートがサドカイ派に知れたら、捕まる事は確実でした。

夜中だった為、彼らを取り巻く支持者の群れもありませんでした。

しかしこの頃、弟子の1人であるイスカリオテのユダは、食事の場所近くにあるサドカイ派の大祭司、カイアファの屋敷で、裏切りの決意を固めていました。

イエスたち一行がオリーブ山麓にさしかかった時、イエスは危険な場所だと予測していた、ゲッセマネの園に入りました。
イエスは、この後に続く鞭打ちの拷問と十字架刑の運命を知っていました。
それが神の意志に適う事、救世主として耐えなければならないとわかってはいましたが、夜の闇の中、死の恐怖を待ちつづけるこの時間を、冷静に過ごす事は出来なかったようです。

少し進んで行って地面にひれ伏し、できることなら、この苦しみの時が自分から過ぎ去るようにと祈り、 こう言われた。
「アッバ、父よ、あなたは何でもおできになります。この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしが願うことではなく、御心に適うことが行われますように。」
(マルコによる福音書・14章35~36節 )
 

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