明治村:北里研究所本館・医学館 [風景・建物]
明治村にて北里研究所本館・医学館を撮影。
大正4年に東京都港区白金に建設され、昭和54年に解体、昭和55年に移築された。
北里研究所はドイツでロベルト・コッホに師事し、細菌学を研究した北里柴三郎博士が伝染病の研究所として創立したものである。
創建当初の研究所本館の平面プランは、L字型であったが、明治村へはその一部が移築された。
この建物は博士自身が学んだ研究所にならい、ドイツバロック風を基調としている。また、顕微鏡を良好な状態で観察できるよう、光の変化が少ない北に面して部屋が設けられている。
車寄せ上部に取り付けられている紋章は、北里博士の発見した「破傷風菌」に「月桂樹」があしらわれている。
コメント 0